デザインミュージアムジャパンのカタログ印刷をお手伝いさせて頂きました。

公開日 2024.01.17 更新日 2024.01.17

デザインミュージアムとは

縄文時代から１万年続く生活文化の中で、様々な素晴らしいデザインを育んできた日本。全国のあちらこちらに、〈デザイン〉というフィルターを通したとたんに輝き始める〈宝物〉がたくさん眠っています。そんな「日本全国の〈デザインの宝物〉を所蔵している小さな博物館や郷土資料館を見つけ、それらの館をネットワークする」事で「日本全体が〈デザインミュージアム〉になる」事を目標としている活動です。WEBサイトはこちら

「DESIGN MUSEUM JAPANフォーラム2023」開催中

2024年1月11日から1月21日まで「DESIGN MUSEUM JAPANフォーラム2023」が国立新美術館で開催されています。過去3年間で19名のクリエーターが各地でリサーチした〈デザインの宝物〉を紹介映像と、リサーチ内容をまとめたカードが展示・配布されています。気になるカードを選び、自分だけの特製デザインミュージアムジャパンカタログを作る事がでるカードの印刷をサンコーでお手伝いさせて頂きました。
フォーラムの詳細はこちら

多くのデザイナーさんの目に触れる緊張感高い印刷物

使用する紙はジェントルフェイス。上質紙の風合いでありながら、印刷面が沈まない塗工紙で私はとても好きな紙のひとつです。ただ、スケジュールの関係上、本機色校正ではなくインクジェットプリンターを使った簡易校正のみで進行する事に決まっていました。簡易校正だと本紙とは発色が異なります。サンコーで変化を予測した色調補正を行い、判断が必要なポイントは、岡本健デザイン事務所のデザイナー宮野さんとご相談しながら進めました。日本にデザインミュージアムを作ろうとされているデザイナーの方々がクライアントで、展示を見に来る方もデザインに興味の深い方々。限られた条件の中で最高の出来上がりを目指しました。