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校正について | 紙と印刷とラジオ 第21回

公開日 2020.12.09   更新日 2023.06.22

「決まった言葉がきちんと言える人は大人ですよ」西谷さんはラジオの冒頭挨拶を
通じて実感しています。組織に属する中ではセレモニーの挨拶や連絡は日常茶飯事ですね。今回は視聴者からご質問頂いた印刷の校正について語りました。

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「責了」と書かれていたので赤で書かれた訂正を必死に探しましたが見つかりませんでした、しかし「責了」と書かれていなくても訂正があるときがありました。これは事故でしょうか

タカコさんの質問です。「校了」は校正作業(原稿の確認作業)が終わったことを指します。印刷の仕事は基本的に請負契約なので、発注者の意思で「この状態で印刷をかけてください」と指示があり印刷が開始出来る状態になったものに対して表記する言葉です。よって「校了=修正事項がない」。 ただし、印刷には期限がある仕事なので修正指示を確認していただく時間がない場合あります。その時は印刷会社の責任において修正し印刷に入ることがあり、それを「責了」と表記します。印刷会社側が責任を負い校了するということです。タカコさんの場合、責了と校了を印刷会社が書き間違えたケースかもしれません。

再校できたデータが初稿よりもバージョンがあがっていて、訂正する場所ではないレイアウトが崩れ印刷会社が持っている初稿のデータで再校の訂正をすることになった

この現象はDTPの職人さんであれば激しくうなずく現象です。デザインのデータを作成する時に使用するアドビなどのソフトは頻繁にバージョンが代わり、使用出来るフォントなどが増えます。デザインするにおいてはとても快適ですが、それを一つの印刷の作業中に起こすことによってレイアウトが崩れてしまったりデータ形式が変わって読み取れなくなるバグが発生します。

アドビのバージョンのお話についてはこちら

 

平台校正で校了になったものを結局色が合わず訂正することになった

平台校正機はインキの濃度の管理がアナログなため、自由に動かすことが出来る半面、本紙にした時に色が薄くなってしまうなど、色がブレてしまったり紙の向きが違い隣のページの色に影響を受けてしまうことがあります。調整に手間がかかるため、サンコーでは平台校正と同じ価格で印刷濃度のデータを残せるオフセット印刷機での本機校正を提供しています。

色校正は様々な方法があります。詳しくはこちら

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