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温度で色の変わるブックカバー

公開日 2016.01.29   更新日 2020.08.24

温度で色の変わるブックカバー
読者のぬくもりが見えるブックカバー

デザイナーの守田さんからこの件について相談があったのは、秋のあるイベントの時でした。その時ご相談を受けた内容は、「液晶印刷を出来るところを知らないか?」というものでした。液晶印刷とは、紙製の温度計などで使われる、黒い紙に文字などが色で浮かび上がってくるものです。でも、この液晶印刷って、コストがとても高いのです。ブックカバーにしてしまうと、紙製なのに数千円になってしまい、商品化することはできません。

液晶印刷ではない印刷方法

「液晶印刷だとコストが合いません」で終わらせてしまったら、おもいをカタチにする会社として何も価値を提供していない事になります。デザイナーが表現したいのは、触ったところだけが温度で反応する。という新しい体験をブックカバーに付加すること。であれば、温度で色が変わる特殊インキを使った印刷で表現が可能です。感温印刷(示温印刷)と呼ばれています。液晶印刷に比べればコストが下がり、商品化出来る価格帯に入ってくること。そして温度で色が変わる特殊インキと通常のオフセット印刷を組み合わせることで、様々な表現が可能なことを提案。1年以上の試行錯誤を経て、このような商品となって三省堂さんのオリジナル商品として発売されました。

感温印刷(示温印刷)とは

温度の変化で、有色から無色になったり、色が変わったりする特殊インキを使用した印刷。本案件は、パイロットインキ様の【メタモカラー】を使用して表現しています。変化する温度の調整や変化の速さの調整もすることもできます。写真のように、常温の状態だと黒の濃淡で鮫小紋柄が表現されています。しかし、手が触れている部分だけが、黒の斑点が消えて、地の紙の色がでてきます。読んでいる本のストーリーが、手に汗握る様な展開になると、手の温度が上がって、より変化をするようになります。紙で本をカバーするだけのブックカバーではなく、読む楽しさをブックカバー自身が表現する。そんな素敵な商品が出来上がりました。

温度で色の変わるブックカバーBookman’s Gallary & Paper Processing Series 感温印刷ブックカバー

サンコーは温度で絵が変わるマグカップを作っていることで、感温印刷に対する技術的知識を持っています。そこに、デザイナーの感性が組み合わさることで、世の中に無いものが出来上がりました。また、感温印刷だけでなく、紫外線で色が変わるインキや、水にぬれると発色するインキもありますのでお気軽にご相談ください。このブックカバーがどんな変化をするのか?ご覧になりたい方、感温印刷以外にも様々な加工・素材・印刷方法の見本がありますので、サンコーに遊びに来てください。

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