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2023.10.06カテゴリ :
「発注した印刷物の色が思っていたよりくすんで見える」「いつものデジタル画面と比べて色が違う」
そんな経験はありませんか?特に小ロット印刷では、コストや納期を重視するあまり、仕上がりに妥協してしまうケースも少なくありません。でも、ちょっとした工夫と印刷会社への相談によって、コストを抑えつつ“納得の色”を実現することができます。
印刷物を仕上げる際、「データ上では綺麗なのに、実物はくすんで見える」と感じる原因の多くは色の変換の違いにあります。
この変換過程で、鮮やかな色が落ち着いたくすんだ色味になってしまうことがあります。特にブランドカラーを扱う場合には、印刷会社との事前相談が重要です。
「細かいことはわからないけど、最低限ミスなく入稿したい」
そんな方は、次の3点を確認しておきましょう:
こうした“プリフライトチェック”を行っておくと、意図しない色ブレやトラブルを回避できます。
「このまま入稿していいのかな…?」
少しでも不安な点があれば、プロが一緒に確認します。
オンライン相談はこちら
もちろん、「よくわからないから見てほしい」というご依頼でもOK。
サンコーでは、印刷前のデータ確認も柔軟に対応しています。
印刷方式や紙質の違いによって、色の出方や仕上がりの印象は大きく変わります。
ざらっとした紙(=非塗工紙)を選んだら、印刷の色が若干くすんで見えた…」というケースは、よくあるご相談のひとつです。また、オンデマンド印刷とオフセット印刷でも、仕上がりの雰囲気や色の濃さが異なるため、事前に相談しながら仕様を決めることで「イメージと違った…」を防ぐことができます。紙の違いよる仕上がりの差については、下記の記事でも詳しく解説しています。
予算が限られる小ロット印刷では、すべてを完璧に仕上げるのは難しいこともあります。
そんなときは、次のように“いちばんの重点ポイント”を絞るのが効果的です:
このように、優先順位をつけることでコスト削減と品質確保を両立できます。
ロゴの色を正確に、手に取ったときの手触り感を大切にしたい──そんなこだわりにも柔軟に対応します。
言葉だけでは伝わりにくい「色味」や「質感」は、過去の制作実績や小サンプルでイメージをすりあわせるとスムーズです。
こうした具体的な共有を通じて、印刷物の完成度を高めていくことが可能です。
印刷の専門知識がなくても、「こうしたい」「こう見せたい」という気持ちがあれば、それを形にする方法はあります。
サンコーでは、データのチェックから紙や色の相談、加工のご提案まで、プロの視点でお手伝いします。
「入稿に不安がある」「予算内でより良く仕上げたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
03-5534-5731
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)