デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06カテゴリ :
実はRGBとCMYKはそれぞれ「CとR」、「GとM」、「BとY」は反対色です。印刷を行う際はスキャナーに内蔵されているRGBフィルターを使って印刷原稿からCMYの色を取り出し(カラー分解)、色ごとに原稿の濃淡に合わせた網点の画像に変換を行います。(「分版フィルム」)
同じ画像であってもそれを構成する色は、RGBとCMYKとでは反対の特性を持っているので同じ色にはならない。という原則があるのです。
画像引用先 Designature様 https://mrzw-design.com/color-mode/
デジタルカメラなどで撮影された画像、あるいはテレビやパソコンのディスプレイ上に表現される色は、ライトの発光を利用して色を表現(加法混合)するRGB形式ですが、印刷物ではインク(色素)による光の吸収を利用して色を表現(減法混合)。このように、画面と紙とでは発色の原理が全く異なる為、RGB形式の画像を印刷する場合は、RGB形式からCMYK形式への変換作業が必要です。鮮やかなミドリやオレンジや濃紺がCMYKで表現が難しいのは表現できる色域が影響している。
文章引用先(一部加筆) wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/CMYK
モニターはRGBで表現されています。内照式なので非常に明るいですが、CMYKは紙の色が一番明るい色になります。要するに、RGBの画像をCMYKに変換すると、暗く、くすんだ画像になるのです。そのトラブルを防ぐための入稿方法についてはこちらのブログをご参照ください。
https://sanko1.co.jp/cat-blog/4109
RGBとは、色の表現法の一種で、赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue)の三つの原色を混ぜて幅広い色を再現する加法混合の一種。RGBは三原色の頭文字です。液晶ディスプレイ、パソコン、デジタルカメラなどで画像再現に使われています。
画像・文章引用先 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/RGB
シアンC、マゼンタM、イエローYの3色と黒K(キープレートと呼ばれています。)で表現されます。CMYKはCMYから派生した、減法混合に基づく色の表現法である。理論上ではCMYによって全ての色を表現できるはずですが、実際にはCMYのインクを混合して綺麗な黒色を表現するのは技術的に困難であり、せいぜい鈍い暗色にしかなりません。このため、プリンターなどの印刷機で黒色をより美しく表現する目的としてCMYKが採用されています。また見た目の美しさ以外にも、黒を表現するのに必要なインク量が少なくなるためにCMYの場合と比べてランニングコストが下がり、乾燥が速く高速印刷に向く、といった利点があります。
画像・文章引用先 wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/CMYK
CMYKになったからと言って、画像が暗くくすんだままでは印刷物として価値を生みません。サンコーでは、印刷前の画像データ処理、印刷での調整の2つの方法を組み合わせ、画像の持っている良さを印刷で最大限に表現します。
photoshopを使った職人技が炸裂した過去の案件をご紹介しています。
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最近はカレイドインキをつかった印刷や、パントンヘキサクローム印刷(6色印刷)でRGBの発色に近い印刷も出てきていますが、コストを考えると現実的ではないケースも。サンコーでは今後もRGBとの戦いをブログで綴っていきます。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
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