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温度によってインキの色が変化する感温印刷

公開日 2021.04.01   更新日 2021.04.07

感温印刷とは?

感温印刷とは、温度の変化で有色から無色になったり色が変わる特殊インキを使用した印刷のことを言い、示温印刷とも言われます。
感温印刷
感温印刷は、ステッカー・シール、名刺・カード、ノベルティ・販促物(カード・ラベル・POP類)、文具・玩具、安全・防犯用品、マグカップ、グラス、Tシャツ、雑誌、ビールやワインのおいしい飲み頃サインなど様々なシーンで活用されています。

感温インキ3つの種類

感温印刷に使用する感温インキには主に3つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

感温インキの種類 特徴
コールドタイプ 氷水で冷やしたり寒い戸外に出たりすると色が変化する
ウォームタイプ 体温や息の暖かさで色が変化する
ホットタイプ 熱い湯やドライヤーなどで温めると色が変化する

コールドタイプは、冷蔵庫など冷たい環境で反応するインキ。
ウォームタイプ・ホットタイプはどちらも暖かい熱によって色が変化するインキですが、発色温度・消色温度がそれぞれ異なります。
どのインキも色の変化は可逆的に何度も繰り返すことができます。

感温印刷の製品事例

「コールドタイプ」の事例

企画事例:氷菓子・冷菓子用、ビールやワインなどお酒の飲みごろサイン、感温グラスなど
コールドタイプ
コールドタイプインキを使用した感温印刷は、冷たい飲み物を注ぐと柄が色付くガラスコップなどによく利用されます。

「ウォームタイプ」の事例

企画事例:パッケージ、カード、ラベル、ポスター、ノベルティ、絵本、POP、小児用教材、グッズ、雑誌広告など


体温で色が変わるウォームタイプインキは、遊び心のあるショップカードやパッケージなどにおすすめです

「ホットタイプ」の事例

企画事例:マグカップ、湯呑み、お風呂用タオル、お風呂に貼るシートなど


お湯やドライヤーなどの熱で色が変わるホットタイプインキは、マグカップなどに活用されています。上画像は、熱いお湯を注ぐことで緑が消え、青が浮き出ています。

感温インキの色見本

下画像はパイロットインキの感温インキの色見本です。
橙、赤、桃、紫、青、緑、茶、黒など、ほとんど任意の色を選ぶことができ、色と変色温度の組合せを工夫すると何段階かの温度で次々と色相を変えることができます。

感温インキの色見本画像引用元:パイロットインキ

実際に印刷を依頼する場合には、印刷会社と素材や製品企画などを相談しながら色味を決めていくと良いでしょう。

感温印刷の注意点

  • 耐光性に劣るため、直射日光下での使用は避けてください。
  • インキの吸収力の高い紙では、効果が低くなる場合があります。
  • 低温時(10月〜4月)は気温が低いため、体温で変化させるウォームタイプは変化がしにくくなります。
  • 爪などで引っ掻くと跡が残る場合があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は温度によってインキの色が変化する感温印刷についてご紹介しました。サンコーでは、感温印刷による製品開発も行っております。
企画の意図や出したい色味などお気軽にご相談ください。

サンコーの感温印刷による製品について下記ブログでもご紹介しておりますのでご参考にしてみてください。
温度で色の変わるブックカバー>

温度で色の変わるブックカバー

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