デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06むかし、さつきとメイをおなかに乗せて大きな口をあけたトトロが飛んでいる絵柄の1000ピースパズルに熱中したなあ…。
そんなわけで今回は(不定期開催中の)レーザーカッター実験室です!続くのか怪しかったこちらの企画。なんと3回目を迎えました。ありがとうございます。これからもゆるゆると更新してまいります。
*レーザーカッター実験室とは、レーザー加工機でよく使用される素材をはじめ、こんな素材を使ってみたらどうなる?こんなものも作ってみたい!という遊び心を実践・紹介する企画です。
ご覧いただいている通り…木の板を使用します。
〇木材 90×90㎜ 厚さは3㎜…安い合板です。
ホームセンターはもちろん最近では100円ショップにもたくさん並んでいますね。細い棒状にカットされたものや、板状のもの、球体など、様々な種類があってわくわくします。
そんな身近な材料をレーザーカッターで加工したらどんなものが作れるのか。表現方法を探りました。
今回は写真を絵柄にしています。
はじめに写真をグレースケールに変換。
つぎにグレースケールの濃淡の差をレーザーカッターで彫刻し、絵柄を表現していきます。
ヘッドが素早く左右に動き、線を描くようにレーザー照射中
白い鳥が何かしていますね。約8分であっという間に絵柄が彫刻されました!レーザーで「焼く」ように加工(彫刻)を施しているため、彫りが深いほど木の色が濃くなっていきます。
これは推しの壺柄。続けてピースのカットへ。
俊敏に動くヘッドとどんどんうまれていくピース。見つめていたら一瞬で完成していました。その間46秒。ピース以外の土台と枠は別で制作し、最後に接着!
なんだかスピーディーな実験室です。
手に乗せてみるとこんな感じに。ピースの分断部分が濃く見えて、絵柄がやや薄く感じられるのが今回の気づき。うーんまだ改良の余地がありますね。
絵柄のインパクトが弱まったのもあってか、ちょっと難しい本格的なパズルになりました!
ピース数は21。ひとつ約2cm程度です。(彫りの深い部分を、つい触りたくなるのはなぜでしょうか)
第3回目のレーザーカッター実験室、いかがでしたでしょうか。
この勢いで4回目も!?どうぞお楽しみに!
(…じつはアクリルでも同様の実験を行っていましたが、わけあってボツになりました。気になる方はチームCMYKまでお声がけくださいませ。)
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