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PANTONE(パントーン)でこだわりの色を再現する方法

公開日 2025.07.11   更新日 2025.07.11

ブランドカラーのイメージがブレると、印刷物の印象も大きく変わります。PANTONE(パントーン)やDICカラーを上手に使い分けて、理想の仕上がりを実現しましょう!

PANTONE(パントーン)とは?印刷での活用ポイント

PANTONE(パントーン)カラーシステムは、世界中どこでも同じ色を共有できる「色のガイドブック」。約2,500色以上の特色番号があり、グローバル案件でも活躍します。日本ではDICカラーが主流ですが、PANTONEをうまく活用することで、印刷の幅が広がります。

PANTONE(パントーン)とDICカラーの比較

項目PANTONEDICカラー
色数約2,500色約2,000色
特徴世界共通規格国内では圧倒的シェア(約90%)
費用とスケジュールインキ取り寄せに時間と費用がかかる。印刷会社内で調合がしやすいためリーズナブル

※ここでポイント!PANTONE特色インキを特注で作る場合、場合によっては1カ月程かかる場合があります。詳しくは弊社の別ブログでご紹介しています。
https://sanko1.co.jp/cat-blog/6365/
https://sanko1.co.jp/cat-blog/6368/

サンコーのワークフロー例:PANTONE → DIC → 微調整 の流

PANTONEの特色インキを作るには、とても費用と時間がかかります。
サンコーでは、PANTONEチップを参考に近似のDICカラーを選びインキ調合。そちらを基に職人が微調整してインキを作っています。多くの印刷会社さんが同じ様な工程で作っている様です。

STEPサンコーでの実務フローポイント
PANTONE番号とカラーチップの共有PANTONEの番号とカラーチップを頂くできるだけ早めにチップ現物をお渡しください
色の基準決定とインキ調合PANTONEチップを参考に最適なDIC番号を選び、そのDICレシピでインキを調合。増刷・量産が見込める場合は、あえて微調整を省略する選択肢もあります。増刷・量産が見込める場合は、入稿データのPANTONE表記をDICに直しておくと、他の案件にも役立ちます。
本機色校正ご要望をもとに本機で色校正を実施照明環境下でご確認ください
微調整インキの濃さや印刷機の圧力などを調整し、理想の色味に近づける立会い印刷時に「もう少し明るく/深く」などのご要望をお伝えください
本印刷立会い印刷にて最終調整をおこない印刷。刷了サンプルを保管し、次回の基準にしてください

サンコーの立会い印刷プロセス

事前ヒアリング

ネットミーティングなどで、どんな色味に仕上げたいかを共有いただき、最適な印刷手法をご提案します。

本機色校正

ご要望に沿って本機で色校正を実施。※本機校正の立会いももちろん可能です!

立会い印刷

職人と直接コミュニケーションをとり、その場で微調整を行いながら進めます。

まとめ

ブランドカラーは企業の大切な”顔”。PANTONE(パントーン)を活かしつつ、サンコーのワークフローで理想の色をしっかりサポートします。オンライン相談もお気軽にどうぞ!

オンライン無料相談

03-5534-5731
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)

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