デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06ほぼ一カ月ぶりの放送では、ディレクターK氏がディレクター業務を行いながらゲストとして登場。抜き加工について、パーソナリティの二人からの質問に答えるかたちで語りました。
紙を型抜きして形を作る抜き加工は、紙をまっすぐに切る以外の加工で登場し、箱、コースタ、等身大POPなどあらゆる製品が作られます。
ディレクターK氏の働く東北紙業社は抜き加工会社。一方でパッケージ会社にも抜き機はあります。機械は同じでも、パッケージ会社は印刷から制箱まで一貫して行うことが多いのに対して、抜き加工会社は抜きに特化しているそうです。
印刷会社が抜き加工会社に仕事を依頼することは多くありますが、抜き屋加工会社が印刷会社に依頼をすることは稀です。印刷と抜き加工の両方が必要な名刺の場合は、印刷会社に相談することが近道とのこと。でも東北紙業社さんなら、作りたいものに合った印刷会社を紹介することも可能だそうです。
エンボスやデボスを使うことで文字やロゴマークを印刷を使わずに表現することが出来るとのこと。オンエアでは空押し、エンボス、デボス、それぞれの意味についても詳しく説明していただきました。
こんな抜き加工のスペシャリスト加藤さんの専門技術を学べる高等抜き加工講座を4月4日に開催します。当日のシラバスは以下の通りです。
本講座は、既往の学習機会において、抜き加工及び関連見学会における基礎知識の伝達に焦点を当ててきたが、本回においては、これまでとは異なり、抜き加工及びその周辺技術に関するより高度な知識及び技術の探求を目指す。参加者との対話を通じた深い理解の促進を図りつつ、より専門的な内容に焦点を当てた討議を展開したいと考えている。
対象者としては、過去に印刷や抜き加工を発注した経験を有するデザイナーや印刷業界の営業担当者、または抜き加工の基礎知識を有し、今後更に効率的な抜き加工を実施したい、あるいは特殊な加工を提案したいと考えている者を想定している。
本講座は、参加者約10名を対象とし、未定の日程にて株式会社東北紙業社 東京工場にて実施予定である。講座時間は17時30分から20時頃までの約2時間30分を予定しており、その後の懇親会も前回同様に実施する予定である。
講座内容については、抜き加工の基礎的な概要の再確認、利用可能な抜き加工技術や機械の種類、抜き型のバリエーション、抜き加工の可能性(細かさ、紙の厚み、機械による得意な加工の種類)、コスト削減方法、適切な機械選定、加工フローの概念、抜き加工と同時に実施可能な作業(例:空押しとの併用)、ならびに株式会社東北紙業社の加工に対する考え方、質疑応答などを予定している。
本講座は、参加者自身が抜き加工及び周辺技術に関する深い理解を深め、実務に活用するための高度な知識及び技術の習得を目的としている。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)