トップ DICカラーのオフセット印刷ガイド

DICカラーのオフセット印刷ガイド

公開日 2023.12.04   更新日 2023.12.05

印刷はプロセスカラーと呼ばれるCMYKの4色行うケースと、特色と呼ばれるその色のインキを練って行うケースがあります。DICカラーはその両方で使われる色指定の方法を言い、DIC〇〇番という番号で色を指定することができます。DIC以外にもPANTONEも同じように番号で色を指定する仕組みです。

DICとPANTONEそれぞれの特徴を具体的に説明したブログはこちら

特色の指定に注意!

DIC159番・DIC565番(FG28金赤)、DIC584B番(Ds720ピンク)などは中間色と呼ばれる色で、彩度が高いために他のインキを混色して(濁って彩度が落ちるため)作ることが出来ません。また、特殊な蛍光インキLR輝などの特色インキは印刷会社にインキの在庫がないケースもあるため、特色を指定するときには早めに相談することをお勧めします。

紙質によって色は変わります

コート紙(塗工紙)と上質紙(非塗工紙)では、同じ色で印刷しても仕上がりは変わります。DICカラーガイドには一部上質紙のチップがあるので参考にしてください。

DIC1DIC2

ドライダウンについてのブログはこちら

紙質による違いをまとめたブログはこちら

 

チップは現物を添付して!

同じDICカラーガイドでも、発売された時期が違うと色が違うケースがあります。また日焼けなどで変色しているケースもあります。印刷会社とデザイナーとで違うカラーガイドを見ていることも珍しくありません。カラーを指定するときには、「この色にしたい!」というカラーチップを添付してください。

03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)

© SANKO