トップ 色々な印刷の色その2 | 紙と印刷とラジオ 第117回

色々な印刷の色その2 | 紙と印刷とラジオ 第117回

公開日 2022.12.14   更新日 2023.05.17

先週に引き続き、サンコーのプリンティングディレクターの待鳥が入って、色々な印刷の色について語りました。

色々なスミの色

CMYKのK(プロセスブラック)は、メーカーさんによって赤かったり青かったりして、真っ黒ではありません。この黒を濃くする場合、印圧をあげたり、インキの盛り(供給量)をあげるなどの方法があります。またはリッチブラックといって、K以外にCMYを加える方法があります。その場合には濃度に注意が必要です。
それ以外に、デビルブラック、サタンブラック、スーパーブラックなどの色があります。
薄くする場合には、濃度を下げたり網点にする方法がありますが、濃度の低い網点で小さい文字を作ると輪郭がガタガタ
担って締まることがあります。そんな場合には特色グレーを使うことをお勧めします。
詳しくは、サンコーのブログ「印刷における黒(スミ)の上手な使い方」をご覧ください。

紙と印刷の色の関係

一見すると白い印刷用紙ですが、比較して見ると青白いものから赤っぽいものまであります。それが印刷の仕上がりにどんな影響を与えるのか?紙の塗工によって仕上げがどう変わるのか?コート紙とファンシーペーパーの色校正を取った場合に、どちらに決まることが多いのか?そんな紙と印刷の色の関係についても掘り下げました。

03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)

© SANKO