デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06印刷用紙だけでなく、家庭紙と呼ばれるトイレットペーパーやティッシュペーパーなども扱う創業240年の紙問屋である中庄株式会社が、紙に新たな価値を生み出したいと考え2021年4月にスタートしたチョキペダス。「カタチにすることを目指さない図工室」がコンセプトの空間で、紙や様々な会社から出た廃材が整理して置いてあり、自由に創作ができる創造空間になっています。ここを手掛けられている中庄の刑部さん、外舘さんのお二人に話を伺いました。
会社の概要やチョキペタスが出来た経緯を伺ったあと、話題は新規事業を立ち上げることへ。刑部さん、外舘さんのお二人は、収益性からではなく、楽しくてワクワクすること、自分の子供に誇れる仕事をつくることを目指した結果、この事業にたどり着いたといいます。
市場規模や事業の確実性で新規事業を判断してしまいがちですが、子供たちの楽しんでいることが揺るがない原点としてそこにあり、利益は後からついてくる。そんな風に考えることが事業の立ち上げには必要ではないか。そんな風に考えました。
正解を求めないことがチョキペタス図工室のコンセプトですが、新規事業にも正解は無く、走り出してから考える感じなのかもしれません。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
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