台北市に松山文創園区という工場跡地をリノベーションしたクリエイティブ産業の基盤となる拠点があります。そこを管理する台北市文化基金会の方々がサンコーの運営するクリエイター専用シェアオフィスco-lab墨田亀沢の視察にお越しになりました。
有薗からco-lab墨田亀沢でのコミュニティ作りや地域との関わり方についてプレゼンテーションをさせて頂きました。一方で、台湾はデザインに力を入れていて、台湾デザイン研究院というデザインを統括する政府の機関があること。デザイナーの社会的地位が高いこと。などを紙と印刷とラジオのゲストトークで台湾のデザイナーである李章聖さんから伺っていたので、こちらからもお聞きしたいことが沢山あり、質疑応答は予定時間を大幅に超過して盛り上がりました。「台北市は20年前にクリエイティブ産業に注力する方針を決め、デザイナーとの協働を通じて彼らの専門性を尊重する風土が出来上がった。デザインを都市のコンセプトを置くほどに、デザイン力が全ての土台だと信じている。」「デザインによる成果を可視化し、松山文創園区を通じて一般の人も見られるようにしたことで、デザインが街に根付いた。」といった台北文化基金会の方の発言に、ヒントを頂いたように思います。
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