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ゲストトーク 前田瑠璃さんの箔押し現場とその先の視点 | 紙と印刷とラジオ 第13回

公開日 2020.10.07   更新日 2024.01.26

ラジオをはじめて3か月が経ち、気が付けば秋です。季節の変わり目を意識して、今回のオープニングの西谷さんはいつになく硬いトーンで挨拶を試みました。秋はイベント多い季節ですね。平和紙業さんも最近ギャラリーがリニューアルし、コロナの中ではありますが展示会を開催します。10/16~10/30『ラッタラッタラ パッケージデザイン展 -透明なパッケージ-』をペイパーボイス東京で開催しておりますのでぜひよろしくお願いいたします。

本日のゲストはラジオでは初の女性ゲスト、有限会社コスモテックの前田瑠璃さんです。

コスモテックに入社したきっかけ

有限会社コスモテックでは箔押しの現場で働いている前田さん、フィルム上の箔を紙の上に熱圧着する作業を行っています。本の表紙やパッケージに箔押しは多く使われますが、紙だけでなくプラスチック、木に加工を施すこともあるそうです。大学在学中から公式HPを作らずブログのみを更新し続けるコスモテックに興味を持っていた前田さん。卒業後一旦は紙や箔押しとは無関係な会社に就職しましたが、転職活動中にハローワークでコスモテックの募集を目にし、入社の運びとなりました。

デザインやアートの視野と仕事をする視野は同じ?

箔押しはきらびやかなものばかりですが、実際の加工作業はとても地味なもの。力のいる作業や機械を正確に動かす経験などが必要となるので印刷や加工業界と美術やデザインの業界は一見交わらないようにも見えます。しかし、前田さんは日々その地味な箔押しの仕事を通してお客様に喜んで貰えるようただ懸命になることで今まで身近にあっても見えていなかったものにだんだんと気が付くことが出来るようになれると言います。箔押しの作業工程で出る廃材を撮影し写真集を作るなど、制作活動も行っている前田さん。シールの機械や箔押しの途中で出る廃材に職人さんの手先の作業の違いなどを身近に感じられ美しさ、尊さを感じ、写真に残そうと思ったのがきっかけとのこと。箔押しの機械や作業工程など仕事に向けている視野、制作での視野が互いに前田さんの幅を広げ、プラスな変換を行えているそうです。「この先の目標は下克上!」という言葉で締めくくってくれた前田さんのゲスト回は、その後圧倒的な視聴回数を記録しています。

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