トップ 最高の印刷加工技術が盛り込まれた冊子「ZINE(ジン)」

最高の印刷加工技術が盛り込まれた冊子「ZINE(ジン)」

公開日 2022.07.11   更新日 2022.07.27

ZINEとは

ここ数年、話題となっている新しい表現方法の冊子、ZINE(ジン)。名前の由来は、「magazine」の「zine」から来ているそうです。雑誌とは違い、特にこうでなくちゃいけないということはなく、とにかく自由なテーマや手法で作られています。なので様々な印刷方法や加工方法を取り入れているのも特徴のひとつです。

デザインはDRIVE株式会社の植村さん

今回、ZINEを作りたいと相談されたのは、DRIVE株式会社の植村さん。co-lab代官山のメンバーさんで、クリエイティブ力の高い、戦略にも優れたブランドを確立し、ビジネスを成功に導くために共に考えてくれる会社さん。ロゴにあるカンマは「カンマように並び立ち、寄り添い、つないでいく」という想いが込められています。
最初のヒアリングでお聞きした内容から、テーマに沿った印刷方法や製本方法をいくつかご提案しました。その中でヒントを得たのが、サンコーで印刷させていただいた篠原紙工さんの会社案内。いくつかご提案した中でイメージに近いと評価頂きました。

篠原紙工さんの会社案内を印刷させて頂いたときのブログはこちら

篠原紙工

どうする?ズラシのカラーバー

でもここで一つ問題が・・・。篠原紙工さんのズラシのカラーバーは中綴じ製本のように紙を重ね合わせることで紙の厚みでズレて見えるのが特徴に対し、今回の製本は無線綴じ。紙の厚みでズラすことは出来ません。どうしようと悩んでいたところに篠原紙工さんからの助け舟「0.5mmずつズラシて断裁しよう」。そんな精密なことが出来るの?と不安でしたが、そこは様々な難題を幾つも解決してきた篠原紙工さんにお任せすることにしました。

篠原紙工 カラーバー

印刷は小ロットで高品質の「ジェットプレス」

今回のデザインは、写真集のようにモデルさんのカットが多用されており、肌の質感や透き通った空の感じはプリンター系のオンデマンド印刷では難しいと判断し、水性インクジェット方式の「ジェットプレス」で印刷することをご提案しました。ジェットプレスの品質はオフセット印刷に近く、CMYKよりも色域が広いのでRGBの世界観の色表現も可能な最新の印刷機です。今回印刷していただいた会社さんは、いつもサンコーの印刷実験室や紙と印刷とラジオにも出演頂き、お仕事でもご一緒させて頂くこともある、加藤文明社さんにお願いしました。

印刷実験室での加藤文明社さんとのコラボの様子はこちら

紙と印刷とラジオに出演頂いた回はこちら

ジェットプレス 加藤文明社

表紙は窓からのぞくプロッターカット

当初のデザインは、表紙の窓と写真が一緒になって印刷されるようになっていましたが、「表紙の窓から次のページの写真が見えてたら面白くないですか?」とご提案したところ、即採用して頂きました。この細かいデザインが上手く抜けるのだろうかと一抹の不安を感じながら、いざカット。「おーーーーっ!!」と感動するぐらいのキレイな抜き具合に仕上がりました。

プロッター

この冊子はイベント「ART&ZINE」でお披露目されました

最高の印刷加工技術が盛り込まれたこのZINEは、2022年6月24日(金)から開催されていた「ART&ZINE HILLS ZINE MARKET 2022」でお披露目されました。イベントでご覧いただけなかった方のために、サンコーにも見本がございますので、お越しになった際は是非手に取ってご覧ください。私たちの自慢の一冊です。

イベントでお披露目されたこのZINE、大変好評とのことで、なんと森美術館ショップで、次回のZINEイベントまでの一年間、継続販売されることが決定しました。この機会に是非!

ZINE

ART&ZINE HILLS ZINE MARKET 2022 【現在は終了しています】

会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー
日程:2022年6月24日(金)~2022年7月18日(月・祝)
開廊時間:12:00~20:00 無休 入場料無料

詳しくはこちら

製作の様子はDRIVE 植村さんのnoteでも紹介されています

色校正や試作の段階から、各工程の職人さんに入って頂き、植村さんと一緒に打ち合わせを重ねてきました。その様子を植村さんご自身のnoteでまとめて頂きました。こちらも併せてご覧ください。

植村さんのnote「ZINE Print Production /デザイン、印刷、装丁、製本の話」はこちら

 

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