トップ 印刷の失敗談あるある | 紙と印刷とラジオ 第2回

印刷の失敗談あるある | 紙と印刷とラジオ 第2回

公開日 2020.07.15   更新日 2023.06.20

Twitterで募集しました「印刷の失敗談あるある」。数ある中から3つ語りました。デザイナーさんからの失敗談も沢山お寄せいただきました。

去年のデータを入稿してしまった

1つ目の失敗談は「古い情報のデータを入稿してしまい、出来上がった印刷が違うものになってしまった。」というもの。リピートものの印刷物で、去年版のデータを改変して今年版を作る場合に変更すべき箇所を直さないままそのミスを印刷会社も発注者も見つけられずに入稿してしまうことがあります。また、全てのデータのやり取りが終わり、修正も確認して完璧な状態でデータが完成したにもかかわらず、去年のデータを印刷に回してしまうという悲惨な失敗もあり、それは辛く悲しい事態に・・・。

スポットカラーが化けた

スポットカラー(=特色のこと。CMYKの4色では表せない色を特別にインキを調合して印刷します)とプロセスカラー(=CMYKの4色のインキで印刷する方法)にまつわる失敗談です。デザインデータを作成する時に、CMYKのデータの中にスポットカラーの指定が入っていると、CMYKの版を作る際に想定していない色になってしまうケースがあります。パソコンで表示した際の色はRGBなので、モニターで見る限りはきちんと表示されているのですが、刷りあがりはイメージとは異なったものになってしまいます。

どん天で間違える

これは印刷会社側の失敗談です。どん天とは、表裏の絵柄を並べて面付けして印刷することで、作成する版の量を減らしコストを削減する方法です。裏返して再度印刷する際に、表裏の天地を間違えて印刷してしまう事故が起きることがあります。印刷職人ならだれもが経験したことがある(はず)の失敗談です。

製本屋さんが言うことを聞いてくれない

デザイナーから「自分の要望に製本屋さんがあまり応えてくれなくて困った」という失敗談というかご相談もありました。職人はデザイナーの気持ちを読み取れていないので、出来ることと出来ないことのみを話し、どうしたら出来るかを話そうとしません。デザイナーはやりたいことがあっても、技術的なことを知らないために職人の事情をなかなか理解できません。この問題を解決するには、お互いの歩み寄りが肝心。工場を見学するなど、技術に興味を持つこと(西谷さんの工場見学時のリアクションは参考になります)、さらには一緒に飲むことが一番の解決策かもしれません。

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