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あなたの知らない抜きの世界 | 紙と印刷とラジオ 第128回

公開日 2023.03.15   更新日 2023.05.17

普段は裏方として活躍しているディレクターK氏が、今日は抜き加工のスペシャリストとしてマニアックな話が暴走!?このディープな世界にあなたはついて来れるか?

抜き加工の種類

トムソン(ビク)抜き加工

木型や腐食刃等で1枚ずつ抜いていく加工。一番基本的な抜き加工 でPOPやパズルや等身大等パネルなどで活用されています。

ブッシュ(ポンス)抜き加工

紙を重ねて型で一度に大量の紙を抜く加工です。トレーディングカードやラベル・トランプ等で良く使われます。

レーザー抜き加工

細かな抜き加工が出来る。グリーティングカード等、現在一番細かい加工が出来る。

トムソンとビクは同じもの?

トムソンはトムソン社、ビクはビクトリア社と、会社名がそのまま加工の名前になりました。関西ではトムソン、関東ではビクと呼ばれる事が多いようです。そしてこの名称が加工の名称であり、機械の名称であり、型の名称でもあるのが
ややこしいのです。加工の種類としてのビク抜き、機械としてのビク機、型の種類としてのビク型なので、正式に加工名を話すと、ビク機でビク型を使い、ビク抜きをすると言うのが正式な言い方でしょうか?

トムソン(ビク)加工に使われる機械は?

大きく分けるとビク、タオシ、オートン、ハイデルの4種類があります。

ビク

1人の職人が機械を操作して、基本的に1回抜きなので、多面付けの場合は面付け分の型面数が必要になります。クルーギー・プラテンとは動きがビクと同様の動きをする自動機のことを言います。一人で操作が可能なため加工単価が安価ですが、ツナギが必要になるのが特徴です。

タオシ(平台)

2人の職人で機械を操作し、送り抜きを基本とします。多面付けの場合でも少数面で送っていけるため、型代を安く抑えっることが可能です。作業が平らな台の上なので、ツナギを付けなくても抜き加工が可能です。

オートン(自動平版打ち抜き機)

オートンはタオシと同しの動きをする自動機のことを言います。そのため1回抜きが基本で多面付けの場合は面付け分の型面数が必要となります。

ハイデル

印刷の輪転機を改造した機械(自動機)で、厚物は苦手です。

3人で自撮りしました

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