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特色ってどんな色 | 紙と印刷とラジオ 第104回

公開日 2022.09.07   更新日 2023.05.17

プロセスカラー(CMYK)では表現できない特色の世界について語りました。

特色とは?

CMYK以外の色のインキのことをいいます。特色は指定された色を缶で買ってくるイメージがありますが、基本的にはプロセス4色と中間色を合わせた10~12色を混ぜ合わせることで色を作ります。それ以外にはゴールドやシルバー、蛍光(ピンク、イエロー、グリーン)やホワイトなどがあります。

特色の使い道

1色や2色でコストを掛けずに分かりやすくする。

婚姻届けが茶色、離婚届けが緑色なのが一番わかりやすい事例かもしれません。もしこの2つの書類がスミ1色で印刷されていたら、取り間違えをしてしまうかもしれせん。特色1色で印刷することでコストを掛けずに色で判別が出来るようになっています。

CMYKでは表現できない色を表現する。

CMYでは表現できない色域を印刷するために蛍光色や金銀の特色を使ったり、コーポレートカラーなどで色の正確さを出すためにも使われます。

補色として

肌色をより美しく印刷するために、CMYKに蛍光ピンクを重ねたりするケースがあります。また、黒い紙にカラーを印刷するときの下地に白をひいたりすることも。

一番高いインキは?

サンコーで使った中で一番高かったのはTOKAさんのタイタンセピア。平和紙業さんのマグNのパンフレットで使いました。通常のインキは1キロあたり1,000円~2,000円程度ですが、このインキは7,000円以上!とっても高いです。

特色のデータ制作時の注意点

特色を使ったデータで透明効果を使うとエラーが起きることが多いです。写真の切り取りで透明効果を使った場合、輪郭が残ったりすることがあります。また、画像データが特色ではなくCMYKで作られているケースがかなり多く、そのまま印刷すると全く違う画像になってしまいます。
上手なデータづくりの方法として、プロセスの色に置き換えて作ることをお勧めします。K+特色緑のデータなら、KとCの2版のデータにすることで間違えに気づきやすくなります。

第104回 紙と印刷とラジオ特色を調合するインキディスペンサーと。西谷さんどこ見てるの~?

 

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