デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06ほとんどの方がイラストレータ(以後イラレ)と答えるのではないでしょうか。再販や改訂が多い書籍では十数年前にリリースされたバージョンが現役で活躍している事があります。そのような古いバージョンのデータを長く活用する際の注意点のお話です。印刷業界では、常に最新バージョンである事がメリットにはならないことがありますが、それはまた別の機会にお話させて頂きます。
下図は各macOSでサポートしているイラレのバージョンを表にしたものです。大体2~3バージョン前まで対応、しかも上位互換ではないんです
編集者さんに人気があるといわれているイラレCS6は、2009年~2013年のOSに対応。CS6を使う事ができるMACは、10年近く前から活躍している機種だと思います、突然電源が入らなくなるなんてことも・・・(実際に経験あります)さらに最近のOSではCS6をインストール出来ないので正常に動作しなくなります。
レイアウトが崩れたり、文字が化けたりすることがあります。イラレバージョンの開きが大きいほどリスクは高く、中には開く事もできない場合もあります。
改訂増刷が多い書籍は特にバージョンの見直しは大切です。3年に一度は見直しておくといいと思います。サンコーはバージョンを上げるお手伝いもしています。CS6の入ったMACが突然動かなくなってしまった!という方も諦めずにご相談ください。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
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