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印刷トラブルを逆手に取る事で完成するカレンダー

公開日 2021.09.03   更新日 2021.09.03

裏写りを表現方法に

反対面の内容が透けてしまう事を「裏写り※」と言います。意図せずに起こるとこれは印刷事故。ですが逆手に取ると新しい表現になります。※裏写りには上記の他にも、インキが乾かない内に紙が重なり、裏面が汚れてしまう事をさす事もあります。

サンコーでお手伝いした事

ご相談内容は、裏を透かすことで完成するカレンダーを作りたい。そのための透けやすいけれども発色は良い折込チラシのような紙の提案と、特色と、プロセスカラーではどちらの方が濃度が高いかという事でした

透けやすい紙

トレーシングペーパーや、パチカ等の例外を除き、印刷用紙はどれだけ透けないようにするかを考えて作られています。折込チラシに使われている「A3コート(軽量コート)」に分類される紙の各メーカー見本をクライアントであるハンサム株式会社さんと一緒にご覧頂きながら紙を決めていきました。

特色とプロセスカラー

刷色はオレンジ・キミドリ・金赤・黄色の特色4色。金赤は特色とプロセスカラーで表現する場合どちらが濃いか。特色のカラーチップと、プロセスカラーのチャートを見比べた結果、プロセスカラーY100%+M100%にきまりました。金赤はプロセスにしても鮮やかさはあまり変わらないですが、オレンジとキミドリはプロセスカラーで再現しにくい色です。濃さをとるとプロセス、鮮やかさを取ると特色になります。鮮やかさも濃さも欲しいので特色を使い、刷りでかなり濃いめに印刷しました。

また、カレンダーの日付が入る面も読み易くするために、金赤は、絵柄面と同じくプロセスカラーY100%+M100%、ブラックは通常のインキよりも高輝度で青味があるスーパーブラックに変更しています。

光によって表情が変わるカレンダー

オモテY,M,スーパーブラック、裏面Y,M,グリーン,オレンジ印刷出来上がったカレンダーがこちら。表面はカレンダーとして、裏面はポスターとしても使って頂ける様になっています。 光で表情が変わるカレンダーそして、うらに光が入るとこのようにカレンダー部分にフルーツが浮かび上がります。

 

表現方法に寄り添って一緒に考えます

意図せずに行うと印刷事故となる事を表現方法として取り入れているハンサムさん。以前も色々とお仕事をさせて頂いています。

ハンサムさんに頂いた過去のブログはこちら(特色6色、ベタ刷り、版ずれとの戦い)

ハンサムさんのWEBサイトはこちら

サンコーは皆さんの表現を一緒に考えて行きます。これってできるの?どうやったらうまくいくかな?こんなお悩みは是非ご相談ください。

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