デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06
サンコーで印刷を担当させてもらっている、すみだ水族館さんの東京金魚かわら版という冊子のご紹介です。このかわら版は、印刷的には2色の表裏で紙が上質紙なので、サンコーのSPIACAという機械に最適なお仕事なのです。
普通の印刷物は表を刷ってから、インキが乾くのを待って裏面を刷ります(両面を一気に刷れる8色機もありますが、町工場レベルの機械では無いのでおいておいて)。でも、SPIACAなら、2色までなら片面を印刷した後に、紙を反転させて裏面も一気に印刷する事ができます。これによって、早く刷り終わるだけでなく、表裏のズレも少なくなるのです。青と赤の両面2色のかわら版には最適なのです。
このかわら版、サンコーの3階にあるco-lab墨田亀沢でもお配りしてます。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)