デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06
印刷物を扱っていると、毎日たくさんの紙を使います。その中で、どうしても紙が余ってしまうケースが発生します。一般的な紙であれば、別のお仕事に転用したりすることもあるのですが、紙の種類は星の数ほどあって、さらに同じ紙でも厚みが違ったり、紙の目によって縦と横で折れやすさが違うので、製本の方法によって指定が違ったり、そもそも枚数が足りなかったりして、なかなか再利用が出来ないケースが多いのです。
その結果、数か月で山のように残紙が溜まってしまうのです。
今日は、上質紙と呼ばれるざらざらした質感で絵を描くのに適した紙を、近所の保育園と学童に寄贈してきました。私たちにとっては産業廃棄物として処分しなければいけない紙ですが、保育園や学童にとっては子供たちのお絵かきや工作のためにお金を出して買っているものだったりします。
小さい取組ですが、地球環境保護や、子供たちの教育のお手伝いになれば、嬉しい限りです。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)