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サンコー印刷実験室 Vol.1

2018.06.18

こんにちは。サンコー印刷実験室ブログ担当   チームYMCKのYです。

今回からスタートする「サンコー印刷実験室」は、通常の印刷工程から視点を変え「こんな事をやったら面白そう」「こんな方法で印刷したらどんな仕上りになるの?」を試してみる企画です。

サンコー社員でアイデアを出し合い、皆様に楽しんでいただけるような実験を続ける予定です。印刷に関わる方から印刷初心者の方までお読みいただけると幸いです。

 

Vol.1の今回の実験は「YMCKの色を入れ替えて印刷してみた!」です。

まず、実験結果の前にカラー印刷の仕組みを簡単にご説明させてください。

通常のカラー印刷は4種類の色の掛け合わせで表現しています。その4種類とは黄色(Y=イエロー)藍(C=シアン)紅(M=マゼンタ)墨(K=ブラック) になります。この4つの色が重なることにより、4つの色以外(緑・紫・茶色など)も表現されています。

 

 

今回の実験では3種類パターンを替えて印刷してみました。

まず、最初に通常工程で印刷した仕上りをご覧ください。

バナナとレモンは黄色、リンゴとイチゴは赤、オレンジは橙色、梨は薄い緑、それぞれ実際の果物の色のままで印刷されています。

通常のカラー印刷では4種類の版を一度セットしたら印刷終了まで替えることはありませんが、今回は実験ごとに版の入れ替え作業をしています。

まず、最初の実験で、藍と紅を入れ替えてみました。

黄色のバナナとレモンが明るい緑に、赤のリンゴとイチゴが濃い緑色に、そしてオレンジや梨も色が変わってしまいました。そして、果物の右にあるカラーチャートの色も変わっているのもおわかりいただけると思います。

 

次の実験は、最初に仕上り印刷物を見ていただき、どの色を替えたか?皆さんも一緒に考えてみてください。

最初の実験では果物の色は変わってしまいましたが、見た感じ明るい色での仕上がりでした。しかし今回の実験では少し怪しい?色の仕上りになりました。

 

正解は黄と紅の入れ替えです。

皆さんの答えはどうだったでしょうか?

違う色の版をセットすることは通常業務ではあってはならないことです…

 

最後の実験は、黄と墨の入れ替えです。果たしてどんな色の果物になるか?

小さいお子様には刺激が強い仕上りなっていますのでご注意ください(笑)

 

 

日本全国で果物の生産や販売に関わっている方からクレームがきてしまいそうな仕上りになってしまいました。やはり明るい色(今回は黄)と墨を入れ替えて印刷すると暗い仕上りになってしまいます。

以上が今回の実験結果です。印刷に携わっている方や、デザイナーの皆様にはある程度結果は予測できたかもしれません。私もある程度想像はできたのですが、実験に立ち会ってみて、どんな色で印刷される?のドキドキ感と予想を超えた仕上りに驚いてしまったのも事実です。

 

今回の実験を採点してみると

マニアック度 ★☆☆点

本当に青いあおりんごは絶対食べたくない度 ★★★点

こんな感じでしょうか?

 

「サンコー印刷実験室Vol.1」を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後も印刷だけではなく、DTPや画像処理に関する情報や面白い実験などを定期的にアップする予定です。引き続きサンコーHPをチェックしてみてください。

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