デザインのひきだし50に掲載されました!
2023.10.06今回のラジオは事前打ち合わせ中にたらふく食べてしまい、空腹時にある闘争心が抑えられてしまった西谷さんと眠気に襲われそうになっている有薗がお送り致します。
今回は印刷、加工会社の工場見学について語りました。
工場見学はいかに楽しむかが大事です。
紙屋さんの西谷さんは印刷や加工会社によく工場見学に出向きます。一方有薗は工場見学の案内をする側によくまわります。それぞれの立場で工場見学の活用方法を紹介します。
工場の中の人たちは機械が四六時中動いている状態が日常風景です。普段工場に来ない方々がどの工程に反応を示されるのかを見て刺激を受けています。また、職人は同業者の工場をあまり見に行かないので知らない情報も時々あります。別の工場や現場の話題も大歓迎です。有薗からは特に職人と話すことを推奨しています。営業職や経営者は話し慣れているので表向きな会話や良い話をしがち。職人はその点、素直に話す人が多いのでリアルな情報を手に入れられます。
箔押しや製本の機械など、印刷や抜き加工の現場には沢山の機械があります。まず見学して興味を持ったことは大げさにリアクションしてください(笑)。職人は人と話すのが案外苦手。不愛想なのは、実はドキドキしながら説明してることが原因なことも。話しを聞いた方が大きくリアクションしてくれると、安心して話せてよい話を聞くことができます。その点では西谷さんのリアクションは満点。工場の説明にいちいち目を丸くして驚きます。
また、同じ工程で違う工場に行くこともお勧め。同じ箔押しの工場でも、使っている機械や製造方法が違っていたりして、知識を深めることができます。
サンコーは最近2週間に1度のペースで工場見学を始めました。
ぜひ別の工場やオープンファクトリーを除きながらいらしてくださいね。
カラー写真を全て蛍光色に置き換えたり、4色機で一気に12色印刷してみたり・・・。印刷職人ですら予測出来ない事を実験しています。
毎週火曜日の夜8時から。紙のこと、デザインのこと、印刷のことについて、 ゆるゆると語る30分。
03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)