トップ カタチにすることを目指さないチョキペタス視点 | 紙と印刷とラジオ 第146回

カタチにすることを目指さないチョキペタス視点 | 紙と印刷とラジオ 第146回

公開日 2023.07.26   更新日 2023.07.27

印刷用紙だけでなく、家庭紙と呼ばれるトイレットペーパーやティッシュペーパーなども扱う創業240年の紙問屋である中庄株式会社が、紙に新たな価値を生み出したいと考え2021年4月にスタートしたチョキペダス。「カタチにすることを目指さない図工室」がコンセプトの空間で、紙や様々な会社から出た廃材が整理して置いてあり、自由に創作ができる創造空間になっています。ここを手掛けられている中庄の刑部さん、外舘さんのお二人に話を伺いました。

会社の概要やチョキペタスが出来た経緯を伺ったあと、話題は新規事業を立ち上げることへ。刑部さん、外舘さんのお二人は、収益性からではなく、楽しくてワクワクすること、自分の子供に誇れる仕事をつくることを目指した結果、この事業にたどり着いたといいます。
市場規模や事業の確実性で新規事業を判断してしまいがちですが、子供たちの楽しんでいることが揺るがない原点としてそこにあり、利益は後からついてくる。そんな風に考えることが事業の立ち上げには必要ではないか。そんな風に考えました。
正解を求めないことがチョキペタス図工室のコンセプトですが、新規事業にも正解は無く、走り出してから考える感じなのかもしれません。

紙と印刷とラジオ チョキペタスのお二人と大人も笑顔になってしまう楽しそうな空間でした

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