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紙加工のあれこれ | 紙と印刷とラジオ 第127回

公開日 2023.03.09   更新日 2023.05.17

先週の「印刷のあれこれ」に引き続いて、今週は「紙加工のあれこれ」を取り上げました。ポストプレスとも呼ばれる、製本、箔押し、抜き、折りなどの加工の奥深い世界に潜っていったら、またもやアプリがダウン。前編・後編に分かれた放送となりました。

前編はこちらから
後編はこちらから

印刷と加工、どっちが主役?

パッケージや封筒であれば、誰が見ても「加工」がメインになるので、箱、封筒を作る場合、紙器会社、封筒会社に問い合わせることが多いですが、箔押し+印刷(印刷+箔押し)で名刺をつくる場合や、中綴じ16ページ、無線綴じ60ページの冊子を作る場合は印刷会社と製本会社のどっちに相談したらいいんだろう?というケースがあります。印刷会社に相談することが多いようですが、製本会社や箔押し会社が窓口となり、印刷も含めた全体のコーディネーターを務めるケースもあります。とはいえそのような後加工会社さんは多くなく、営業組織を持つ印刷会社が窓口を務めることが多いと思います。

加工の相談をする印刷会社が加工に詳しいとは限らない

印刷会社が後加工まで含めた窓口を務めるときに問題となるのが、印刷会社の営業マンが後工程に詳しくないケースです。自分が知らないためにお客様からの相談に対して、「できない」と断ってしまうことも・・・。ポストプレスの協力会社を多く持ち、全体のコーディネートをしっかりやってくれる印刷会社を選ぶことが大切です。

印刷と後加工を分離発注する?

印刷と後加工を分離発注をすれば、直接職人とやり取りができ、さらにコストを抑える事も可能です。しかし、印刷と抜き加工のどちらを優先して面付するか。それぞれの工程で予備はどれぐらい必要なのか。といった技術的な課題を全て理解してデザイナーさんが決めていけるのであれば分離発注をお勧めします。しかし技術的なノウハウを持たない状態でコスト削減だけを目的に分離発注をしてしまうと、クオリティもコストも思った通りにならないかもしれません。

加工には立ち会おう

加工でミスが発生すると、印刷の手配から全てやり直しとなり、大幅な損失が発生します。誰にその責任があるかはさておき、誰も幸せになりません。例えばカラ押しの工程で表面をどれだけ凹ますか、裏面への影響はどこまで許容されれるか。といったバランスは現地でなけれ決められません。また、表裏の抜き方向で認識がずれていることもあります。最終工程である加工には立会うことをお勧めします。

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