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デジタル時代のアナログなカレンダー

公開日 2020.02.26   更新日 2020.09.11

紙だからこそできる価値を考える

ネット環境のインフラや法人向けのデータ通信サービスを提供しているアルテリア・ネットワークス様からご依頼いただいたカレンダーのお話しです。「ネットワークも、手紙と同じように人と人をつなぐ手段」アルテリア・ネットワークス様との打ち合わせの中で出てきた言葉です。ネットワークやデータ通信というと、クールで洗練されているとイメージする方は多いと思います。私もその一人でした。しかし人と人のコミュニケーションを繋ぐ手段ととらえて考えると、とても暖かい。今回のカレンダーは、暖かみと、広がる人と人の繋がりを伝えられるような作品にすることにきまりました。

co-labメンバーのデザイナー八島さんと、同じくco-labメンバーの篠原紙工の篠原さんに制作をお手伝い頂き、アナログである価値である質感と手触りを大切にし、紙だからこそできる仕掛けでメッセージを伝えるカレンダーを作ることに決定し3つのコンセプトを決めました。

1、 用紙は文字の色を邪魔しない白色でありながら暖色寄り、手に取った時の風合いと厚さを感じられるものを選ぶ。

2、 収納時はシンプルで、追加パーツ無しでディスプレイ形態に変形する製本加工。これは篠原紙工さん独自の製本方法で実現。この製本加工方法にはもうひとつ特長があります。本文は天糊で加工されており、月がおわったら壁掛けカレンダーのようにはがせます。

3、 デザイン面で、ネットワークを連想させるモチーフと本文の読みやすさ。

さらに八島さんのご提案で、当初は制作を予定していなかった、ケースを使ったある仕掛けを作りました。

ケースには、未来を表す丸い穴が大量にあいていて、カレンダーを取り出す時に2と0が流れていきます。未来ケースには丸い穴が大量にあいていて、カレンダーを取り出す時に2と0が流れていきます。2020年が動きだすことを表現しています。

そして本文にも仕掛けがあります。

おわかりでしょうか。

祝日の名称はいれていません。かわりに、いろいろな記念日の名称を入れています。例えば2月6日は「お風呂の日」、11月29日は「いい肉の日」等・・・毎月入っています。こちらは、記念日の話題がきっかけで会話がはじまったり、あたらしい人との繋がりのきっかけになってくれれば、というクライアントの思いをこめています。

※この作品は、第71回カレンダー展で入選作品に選ばれました。

【仕様】

145×145ミリサイズ

本文14枚天糊、台紙篠原紙工オリジナル加工

ケース抜き加工

【用紙】

ケース:NS#9 k27k

台紙:NPCC#26 k78k

本文:HS画王 A86.5k

 

デザイン:八島克也

装丁デザイン・加工:有限会社篠原紙工

企画・印刷:株式会社サンコー

クライアント:アルテリア・ネットワークス株式会社

 

今回ご紹介した件の他にもお客様から掲載承諾を頂いた案件をご紹介しています。

ブランディング/顕在化でお手伝いさせて頂いた案件

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