温度で色の変わるブックカバー
感温印刷は設定した温度で透明になる特殊インキ(示温インキ)を使用した印刷です。設定温度を超えると透明になるインキの色は複数あります。下にデザインや絵を印刷し、設定温度を超えると色が消え色が現れるといった不思議な表現が可能で何度も繰り返すことができます。 ※耐光性に劣る為、直射日光下での使用は避けて下さい。
使用目的、使用素材、数量、温度帯、予算等をお伺いし、インキの種類や色などを決めます。感温インキの透過度や印刷時のずれを考慮する必要があるなど、特殊なノウハウが必要なデザインのお手伝いも可能です。
ヒアリングに基づき見積りを作成します。色校正の結果、変化する温度帯が変わる可能性もあるため、テスト印刷用のインキと、本番用のインキは別々で発注する前提での見積となります。
実際に印刷し、想定した温度帯で想定した変化をするか確認します。感温印刷は下に印刷したデザインを感温インキで隠す方法が多いですが、黒以外の感温インキは半透明のため、下のデザインが透けて見えます。カラー印刷を濃度違いで複数出力し、その透け具合を確認したりすることも可能です。
紙の場合ではオフセットやオンデマンド印刷の上にシルクスクリーンで感温印刷を行います。マグカップではシルクスクリーン印刷した転写シートを貼り付け専用のシルクスクリーン機でダイレクトに感温インクを重ね焼き付けます。グラスでは転写シートに感温インクをシルクスクリーンで印刷し貼り付けます。それぞれの素材にあった工場を選択し、印刷を行います。
これまでサンコーで制作した感温印刷をご紹介します。
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