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パラパラ漫画な年賀状

2017.01.05

パラパラ漫画な年賀状
2017年あけましておめでとうございます。サンコーは今日から仕事始めです。お正月と言えば、年賀状ですが、そんな年賀状のイメージを覆すような年賀状(冊子?)が届きました。

パラパラ漫画な年賀状
どうやら差出人は、製本会社であり、Factory4F という紙加工の広場を運営しており、サンコーが運営するco-lab墨田亀沢のメンバーでもある、有限会社篠原紙工さんのようです。

さっそく開封してみると、冊子になっています。

パラパラ漫画な年賀状
1ページ目をめくると、「篠原紙工ではときどき、休みの日なのに工場からにぎやかな音がする。誰に聞いてもわからない。でもそんな日が明けた朝には必ず、小さな本がさりげなく並んでいる・・・」というメッセージが。

パラパラ漫画な年賀状
ページをめくっていくと、パラパラ漫画のようになっていて、製本工場に住みつい小さな住人たちが、紙に糊付けをして、糸で縫って、という本を作りあげていくまでの工程が出てきます。

パラパラ漫画な年賀状
でも本を一冊パラパラしても、本は完成していません。「どうしたんだろう?」って思っていると、反対側の表紙(業界用語では『表4』って言います)を見ると、RETURN PLEASE ! の文字が。そこで、今度はこっち側からパラパラしていきます。当然、ここまで作って来た本が、元に戻るだけと思ったら

パラパラ漫画な年賀状

パラパラ漫画な年賀状
なんと!今まで見て来たページとは違うページが出て来て、断裁工程に進んで本が完成していくではありませんか。しかも最後のページ(普通なら奥付と言うべき場所ですが、実際には表2)には、「アイディアと技術で製本の常識を超えていく、篠原紙工らしさに磨きをかけ、皆さまとより大きな喜びを分かち合えるよう励んで参ります」という新年のご挨拶が。

パラパラ漫画な年賀状
あれ?と思って、もう一度表紙側からめくってみると、最初と同じく糊付けの絵から始まります。

種明かしをすると、この年賀状冊子は、トリック綴じという篠原紙工さん独自の技術で作られています。その技術を、パラパラ漫画という誰もが小学生時代に遊んだ表現方法に使うことで、「あれあれ?」という不思議さが加わり、何度も見てしまう年賀状になりました。メールやSNSでは代替できない、紙だからこそできる新年のご挨拶。素敵だと思います。

ネットの時代だからこそ、紙にしか出来ない表現、紙であることの価値を追及していきたい。そんな思いは、サンコーもとても共感する部分であり、2017年も貪欲にそんな表現を追及していきたいと思います。

有限会社篠原紙工 2017年賀状
ONE DAY , 製本工場に住みついた小さな住人たちの物語。

イラストデザイン/オザキエミ
アートディレクション/守田篤史
印刷/株式会社サンコー
製本/有限会社篠原紙工
発行所/有限会社篠原紙工

03-5608-5741
(お気軽にお問い合わせください|平日 10:00~18:00)

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